京都御所

京都御所で四季を愛でる 

―文:大木由美

 

京都市中に位置する広大な緑の敷地、京都御所。京都御苑内の塀に囲まれた敷地のことで、1331(元弘元)年から1869(明治2)年までの長きにわたり皇居とされたところです。

 

以前は事前予約で申し込むか、春と秋二回の一般公開のみしか足を踏み入れることができませんでしたが、2016年7月から通年公開が開始されて申込手続不要で参観できるようになっています。

御所で特に重要な場所といえば、「紫宸殿」と呼ばれる建物。公的な行事が行われた内裏の心臓部で、南庭には東に桜、西に橘が植えられており、それぞれ近衛の官人が控えていたことから「左近の桜」「右近の橘」と呼ばれています。厳かな雰囲気の紫宸殿に、春の桜や夏の橘の白い可憐な花が映えてとても風情のある光景です。

紫宸殿以外にも、小御所・御学問所の前に広がる御池庭、さらに奥の御常御殿の前にある御内庭は必見の美。池を中心に構成され自然の美を表現した日本庭園は、作庭家で建築家の近江小室藩初代藩主・小堀遠州が参画した1600年頃に始まった作風。池に架かった橋の中でも「欅橋(けやきばし)」と呼ばれる橋は、エリザベス女王が訪日の際に鯉に餌をおやりになったことでも知られています。

 

自然の美と京の歴史を感じられる京都御所、とにかく広いので訪問の際は歩きやすい靴で。

 

京都御所

住所:京都市上京区京都御苑3(地図

電話:075-211-1215

料金:無料

公開時間:

9月及び3月 9:00~16:30(入場は15:50まで)

10月~2月 9:00~16:00(入場は15:20まで) 

4月~8月 9:00~17:00(入場は16:20まで)         

WEBサイト:http://sankan.kunaicho.go.jp/

★TRAVEL IDEA「京都に行ったらやりたいこと10 ~自然を感じる」、次にご紹介するSPOTは「京都美山・京北」です。

★京都に行ったらやりたいこと10
①寺社仏閣をめぐる
②お土産を買う
③嵐山・嵯峨野をめぐる
④京料理をいただく
⑤きものを着る
⑥お茶をいただく
⑦海の幸をいただく
⑧町家のお店に行く
⑨伝統文化に触れる
⑩自然を感じる

 

LINEで送る