弘法市

「弘法さん」で運命の出会いを果たす

―文:大木由美 

世界遺産である東寺の境内で毎月21日に開かれる縁日「弘法市」は、毎月約10万人の観光客が訪れる全国でも最大規模の露店市です。

京都人からは親しみを込めて「弘法さん」とよばれるこの市の始まりは、弘法大師空海の命日である3月21日に、東寺の御影堂で行われていた御影供(みえいく)。当初は年に1回の行事が1240年以降は毎月行われるようになり、その参拝者を目当てにお茶屋などの露店が出るようになった――これが「弘法さん」の起源と言われています。

 

主なお店は、骨董・陶器・アンティーク着物・食べ物の屋台・食材・日用品・植木・金物・木製品などなど……その数は1000以上!一店一店をじっくり見ていると、あっという間に時間が経ちます。

由緒がありそうな骨董品、昭和の香り漂うレトロな古着、子供のおもちゃなどが所狭しと並ぶ店先を、屋台で買ったお団子を食べながらひやかすのも楽しいもの。「これは!」と思える逸品に出会えるかもしれない、運命的な一期一会をつい期待して胸が高鳴ります。

朝8時頃から夕方4時頃まで、基本的には雨天でも行われていますが、開店・閉店時間は季節や天候、出店者によってまちまち。雨に弱い古着などを扱うお店は、早々に引き上げてしまうこともあります。これもまた、一期一会。

 

境内は砂利が敷かれているので、訪れるなら歩きやすい靴で。思わぬお買い物で荷物が増えることも考えて、エコバッグなどがあると安心です。

 

弘法市

住所:京都市南区九条1(東寺内)(地図

電話:0774-31-5550(東寺出店運営委員会)

開催日:毎月21日(雨天決行)

時間:8時頃~16時頃

WEBサイト:http://www.touji-ennichi.com/

★TRAVEL IDEA「京都に行ったらやりたいこと10 ~お土産を買う」はこれで終了です。他のTRAVEL IDEAもぜひご覧ください。

★京都に行ったらやりたいこと10
①寺社仏閣をめぐる
②お土産を買う
③嵐山・嵯峨野をめぐる
④京料理をいただく
⑤きものを着る
⑥お茶をいただく
⑦海の幸をいただく
⑧町家のお店に行く
⑨伝統文化に触れる
⑩自然を感じる

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