渡月橋・嵐山モンキーパーク いわたやま

自然豊かな嵐山を体中で感じる

―文:木村桂子、写真:本間腕 

 

大堰川(桂川)に掛かる「渡月橋」。雄大な川に木造の欄干を有する橋が掛かる様子は、京都を代表する景色として長年親しまれています。

渡月橋は、834〜848年に道昌という僧侶が架橋したとされる歴史ある橋で、現在の形になったのは1934年。長さ155m、幅11mを誇ります。

渡月橋は、嵐山・嵯峨野を観光する際のスタート地点。京福電車、阪急電車の嵐山駅からほど近く、抜けのいい景色が広がるこの地は、多くの観光客はもちろん、地元の人たちもたくさん往来しています。

その魅力は、なんといっても四季折々の風景が楽しめること。渡月橋の西側にそびえる嵐山は日本の史跡名勝に登録されており、春は可憐な桜、夏は清々しい緑、秋は情緒豊かな紅葉、そして冬はしんと透き通った雪景色が存分に堪能できます。

また、春と冬には期間限定で夜間ライトアップも行われ、昼の景色とは全く違った幻想的な雰囲気も楽しめます。

渡月橋の近くにある神社「法輪寺」では3/13〜5/13の間、数え年で13歳になった男女の健康と知恵を願って参拝する「十三まいり」が行われますが、参拝後に渡月橋を渡る際は「決して後ろを振り返ってはいけない」と言い伝えられています。これは、後ろを振り返ることで授けてもらった知恵が本堂に帰ってしまうとされているから。

古来の言い伝えに思いを馳せながら、後ろを振り返らずに一気に渡るのも、また味わい深い体験となることでしょう。

 

その渡月橋の西側、嵐山にある野猿公園が「嵐山モンキーパーク いわたやま」。野生の状態で暮らす約120頭のニホンザルの姿を見に、多くの観光客が訪れます。

櫟谷宗像神社(いちたにむなかたじんじゃ)の階段を上がると、モンキーパークの入り口に。嵐山の山道を、軽いトレッキングをしながら進むと、15〜20分ほどで頂上に到着。ニホンザルたちが思い思いの姿でくつろぐ様子を、間近で見ることができます。

真っ赤な顔とお尻が特徴のニホンザルは、体長が約47〜60cmで尾が短く、体毛は茶〜灰色。人に慣れており、手渡しで食べ物を受け取ったりユーモラスな表情を繰り出したりと、その姿を眺めているだけで飽きません。

ニホンザルは、4月〜7月初めが出産期。その頃に訪れると、可愛らしい子ザルたちがたくさん見られる可能性も。まだ顔も赤くなく、可愛らしい大きな瞳と耳を持つ子ザルたち。よちよちと歩く姿は、なんともチャーミングでたまりません!

園内には、ニホンザルのほか約100種類の野鳥も生息しているので、山道や頂上などで見られるかもしれません。

頂上からは、京都市内を一望できるのもまた魅力。美しい京都の風景の中でニホンザルたちと過ごすひと時は、日々の忙しさを忘れ心穏やかになれること間違いなし!

 

渡月橋

住所:京都市右京区(地図

 

嵐山モンキーパーク いわたやま

住所:京都市西京区嵐山元録山町8地図

TEL:075-872-0950

時間:3月15日〜10月31日9:00〜17:30(入園は〜17:00)、11月1日〜3月14日9:00〜16:30(入園は〜16:00)

料金:高校生以上 550円、4歳〜中学生まで 250円

休園:大雨等、荒天の場合

WEBサイト:http://monkeypark.jp/ 

★TRAVEL IDEA「京都に行ったらやりたいこと10 ~嵐山・嵯峨野をめぐる、次にご紹介するSPOTはえびす屋の人力車です。

★京都に行ったらやりたいこと10
①寺社仏閣をめぐる
②お土産を買う
③嵐山・嵯峨野をめぐる
④京料理をいただく
⑤きものを着る
⑥お茶をいただく
⑦海の幸をいただく
⑧町家のお店に行く
⑨伝統文化に触れる
⑩自然を感じる

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