Cafe Bibliotic Hello!

コンテンツ豊富な本格派の町家カフェ 

―文・写真:日沖桜皮

 

 

近年、すっかり珍しくなくなった「町家カフェ」。その先駆的存在といえる「Cafe Bibliotic Hello!」は、オープン17年目を迎え、トレードマークである店前の大きなヤシの木も、一段と大きくなりました。

書斎のような雰囲気の空間は、町家の梁を抜けた吹き抜けの構造が開放感をももたらしてくれ、なんとも居心地が良いのが特徴。2階まで続いている本棚は、図書館に負けないほどの大規模な収容力があり、またインテリアとしても見ごたえ十分で、来店した瞬間に息をのむほどの迫力と美しさです。

「ブックカフェ」が初期の基本コンセプトでしたが、年月の経過とともにお店の要素は拡大・充実の一途をたどり、ランチ、デザート、コーヒーなどカフェの基本メニューのクオリティの向上に伴い、いつも大勢のお客さんでにぎわっています。

 

34歳で開業したオーナーの小山満也さんは、つねに先、先を見据えてきました。ゆえに、タイミングよく魅力的なコンテンツが次々と生み出されるのです。併設したハローベーカリーでは焼きたてのパンを販売し、本店とは対照的に白が基調の店内の2階は、客席であると同時にギャラリーとして使用しています。

 

いま小山さんが重視しているひとつの課題は、「提供するコーヒーの方向性をどうするか」ということ。時代とともに嗜好が変わっていくコーヒー。自家焙煎を含め、どういうコーヒーを提供するか、店長の澤村洋兵さんらとともに研究・開発に余念のない毎日です。

ハコの素晴らしさに甘んじず、商品やサービスのレベルをつねに高く保とうという意識が、町家カフェのフラッグシップとしての地位をゆるぎないものにしているのでしょう。

 

 

Cafe Bibliotic Hello!

住所:京都市中京区二条柳馬場東入ル晴明町650(地図

TEL:075-231-8625

時間:11:30~23:00(L.O.)

休業:不定休

WEBサイト:http://cafe-hello.jp/

★TRAVEL IDEA「京都に行ったらやりたいこと10 ~町家のお店に行く」、次にご紹介するSPOTは「京都 御旅宿 月屋」です。

★京都に行ったらやりたいこと10
①寺社仏閣をめぐる
②お土産を買う
③嵐山・嵯峨野をめぐる
④京料理をいただく
⑤きものを着る
⑥お茶をいただく
⑦海の幸をいただく
⑧町家のお店に行く
⑨伝統文化に触れる
⑩自然を感じる

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