京都伝統産業ふれあい館

伝統のワザに思わず息を呑む

―文:木村桂子

 

日本文化が深く根付く都市、京都。工芸品ひとつとってもそうで、町衆の暮らしの中でしっかりと受け継がれ、現代まで大切にされてきました。京都の町に息づくこれらの工芸品・伝統産業を存分に堪能できる場所が「京都伝統産業ふれあい館」です。

古都として1200余年発展してきたこの地ならではの、デザイン性に優れた工芸品の数々を、74品目約500点以上常時展示。染めた糸から模様を織りだす「西陣織」の繊細さ、武具の飾りや羽織のひもとして使われる「京くみひも」のしなやかさ、白生地に花鳥風月などの模様を染め上げる「京友禅」の艶やかさなど、一つひとつ目にするごとに、その豊かさと職人技術の素晴らしさに心うたれます。また、工芸品を購入することもできるので、お気に入りを見つけて手元で大切にしておけるのも嬉しいところ。

京都の文化を存分に触れられる同施設では、伝統産業の体験だってできるのです。好きな絵柄を選んでハンカチやトートバッグなどに染められる「摺型友禅染体験」は、気軽に京友禅ができるとあって老若男女問わずに楽しまれています。

また、伝統工芸品の制作工程が間近で見られる実演コーナーでは、その精巧さ、職人技に息を呑むはず。

とくに人気なのが、月に1度のお楽しみの舞妓舞台。舞妓さんは頭の先から足の先まで伝統工芸品を身にまとっておられます。日本の美しさ、豊かさを全身で表現する舞妓さんの一挙手一投足には、集まった人々も時間を忘れて釘付けに。貴重な体験となること、間違いなしです。

 

京都伝統産業ふれあい館

住所;京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館みやこめっせ B1F(地図

電話:075-762-2670

時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)

料金:無料

休館日:夏期2日間(8月中)、12/29〜1/3

WEBサイト:http://www.miyakomesse.jp/fureaika/index.php

★TRAVEL IDEA「京都に行ったらやりたいこと10 ~伝統文化に触れる」、次にご紹介するSPOTは「京の手創り体験」です。

★京都に行ったらやりたいこと10
①寺社仏閣をめぐる
②お土産を買う
③嵐山・嵯峨野をめぐる
④京料理をいただく
⑤きものを着る
⑥お茶をいただく
⑦海の幸をいただく
⑧町家のお店に行く
⑨伝統文化に触れる
⑩自然を感じる

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