Les Deux Garcons

本格的なビストロ料理を、鴨川のそばで

―文:木村桂子、写真:岡タカシ

 

鴨川に悠然と掛かる北大路橋のほど近く、自然を感じながら歩いていると、濃いブルーの外観が印象的な、フレンチビストロ「Les Deux Garcons(レ・ドゥ・ギャルソン)」が、ひょっこりと現れます。

中に入ると、洗練された、でもどこか懐かしい調度品の数々がお出迎え。1階は大きな窓に面した開放的な空間、一転2階は和モダンな雰囲気で、楽しさとリラックス感が同居しています。

Les Deux Garconsは、ホール担当の長谷川琢馬さんとフランス人シェフのウエ・フランクさんが、2014年7月に立ち上げたお店。もともとおふたりとも京都市内のフレンチ店で働いていたことで知り合ったそう。「緑がある場所を」と探していた際に出会った、この築85年の町屋にピンときて、5ヶ月ほどかけて改装。「大工さんと毎日現場で話しながらレイアウトを詰めていったんです」とのことで、そのこだわりが随所に垣間見えます。

供されるお料理は、フレンチとはいってもあまり堅苦しくないビストロ料理。パテやローストチキン、人参のサラダなど、大人から子どもまでみんなでわいわい楽しめるメニューをラインナップしています。とくに、シャルキトリーと呼ばれるハムやパテなど豚肉の加工品は、フランクさんイチオシの逸品。噛むほどに旨みを感じられるパテには、思わず顔もほころびます。

おすすめのディナーは、「丹波産 地鶏のロースト」(1,900円)、「じゃがいもグラタン 小」(500円)、「グラスワイン 赤」(600円〜)。ふたりでシェアするなら、これに前菜をプラスしても良さそう。

にんにくとハーブ、オリーブオイルでマリネしたあと、皮をパリパリに焼き上げた「丹波産 地鶏のロースト」は、鶏肉のジューシーさと皮の香ばしさが口の中で混ざり合い、弾ける美味しさ。シンプルな味付けながら、焼き時間や塩胡椒の加減など、丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。

「じゃがいものグラタン」も、とってもシンプル。こんがりと焼き上がったグラタンをひと口頬張れば、その優しい味わいに心も癒されるはず。

グラスワインは600円〜ですが、今回出していただいたのは、オーガニックワイン「ラシーヌ」のグラスワイン(1,100円)。ミネラル分が豊富で口当たりやわらか。とても飲みやすく、幅広い層から人気のワインなのだとか。

「赤ちゃんからご高齢の方まで、年代を問わずに来ていただけるようなお店にしたいんです」と長谷川さん。お客さんからのたくさんの要望に応えるために、従業員の増員も考えているとのこと。

 

自然豊かな鴨川や橋を眺めながら、また京都の夜景を楽しみながらいただく、手間ひまかけたビストロ料理の数々。美味しいのはもちろん、なんだかホッとできる、そんなひと時をお楽しみあれ。

 

Les Deux Garcons(レ・ドゥ・ギャルソン)

住所:京都市左京区下鴨上川原町3(地図

TEL:075-708-7500

営業時間:平日 16:00〜24:00(L.O.) 土・日11:30〜14:00(L.O.)、18:00〜24:00(L.O.)

定休日:木曜日

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