京都タワー

京の都を見下ろす天空の観光スポット

―文:大河内ゆかり、写真:岡タカシ

 

古都にそびえる白亜の塔は、言わずと知れた京都のシンボル。京の街全体を見下ろすことができる唯一の天空スポットです。上ってみると眼前に迫るパノラマビューは迫力満点。碁盤の目に区画された整然とした京の街を目の当たりにできます。昼間だけでなく、街の灯が瞬く夜景も格別の美しさ。京都駅前という絶好のロケーションにあるので、旅の始まりや締めくくりに観光地や世界遺産を空の上から確認してみるのはいかがでしょうか。

京都タワーの高さは131m、展望室は地上100mの高さにあります。近年の超高層タワーに比べて低いと感じるかもしれませんが、高さ規制のある京都の街並みを一望するには十分。360℃の視界から市街地の隅々までを見渡せます。展望室にある望遠鏡はすべて無料というのもうれしいポイント。さらに今年からはタッチパネル式の観光案内モニターも8台設置されました。画面上の景色を180℃の範囲でスライドでき、気になる箇所の観光情報やアクセス方法などをゲットできます。英語・中国語・韓国語にも対応しているので、外国人観光客もガンガン利用できます。

展望室にはマスコットキャラクター「たわわちゃん」の神社もあり、顔形をした絵馬やおみくじなどが観光客に人気です。土・日・祝日の午後はホンモノが登場し、観光客を楽しませるなど、お茶目な姿も見られます。

またタワーの根元部分にあるスカイラウンジ「空」は穴場的ナイトスポットです。ガラス張りのラウンジからは京都駅や街のイルミネーションを独り占め。幻想的な雰囲気の中でお酒や食事を楽しめます。

大浴場あり、ホテルあり、名店街ありと、さまざまな機能を持ち合わせるタワービルは旅行者にとっても有り難い存在です。3Fには外国人旅行客の観光拠点となる「関西ツーリストインフォメーションセンター京都」もオープン。観光案内や宿泊・交通の予約、手荷物預かり、イスラム教の礼拝スペースなども設けられているほか、着物のレンタルショップもタワー内に店を構えるなど、便利でうれしいコンテンツが大充実。また地下にある「大浴場〜YUU〜」は知る人ぞ知る名スポット。早朝7時から利用できるので夜行バスの旅行者にも大人気です。

 

京都タワーは開業52年を迎え、今年来場者300万人を突破。多くの人に愛されてきた古都のシンボルは時代と共にバージョンアップしています。鉄骨を一切使わない京都らしい優美なフォルムは遠くから眺めるのも美しいですが、ぜひその中に入って空からの京都観光をエンジョイしてみてください。

 

京都タワー

住所:京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721-1(地図

TEL:075-361-3215

時間:9:00~21:00(最終入場20:40)

入場料(個人):大人770円・高校生620円・小/中学生520円・幼児(3歳以上)150円・障がい者(手帳提示)350円

WEBサイト:https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/kyoto-tower/

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