祇園街北側お土産

京美人のお気に入りを求めて祇園町北側へ

―文:中村慶子、写真:本間腕

 

これぞ京都と感じる情緒あふれる街並みが続く祇園。シンボル的存在である八坂神社の参道「祇園商店街」は昔からこの地で商いをしている老舗が多く、確かな品質で地元の人や観光客に親しまれています。土地柄、舞台や映画関係者、芸舞妓さんたちが愛用する京都ブランドの店が多いのが特徴です。

 

京コスメの代表的なブランド―よーじや祇園店 

「鏡に映った京美人」のロゴで有名な「よーじや」は、1904年に舞台化粧品を扱うお店として創業。当時は「楊枝(ようじ)」と呼ばれた歯ブラシも扱っていたことからこの店名になりました。「祇園店」はグループ直営店の中で随一、300種以上の品ぞろえを誇ります。

看板商品の「あぶらとり紙」(1冊20枚入り356円)は大正時代に映画の撮影所に出入りしていた初代店主が、浮いた脂がライトでテカッて困っているとの声を聞き、金箔を打ち延ばす際に用いる和紙を提案したのが始まり。キメの細かい特殊和紙で高い吸収力を実現した世代を問わず人気の商品です。天然保湿成分「シルクセリシン」がまゆのように手肌を包み込む「まゆごもりはんどくりーむ」(30g・702円)や、ユズの天然果皮油が入った爽やかな香りのリップクリーム「ゆず艶(つや)やスティック」(928円)も人気です(※画像はジャータイプ)。2階には専門スタッフが常駐してコスメ商品を展開。透明感が長持ちする「ミニフェイスパウダーUV」(1620円)はリピートするファンの多い商品です。

 

 

ジャパニーズビューティーを目指すなら―かづら清老舗

 

「かづら清老舗(かづらせいろうほ)」も、1865年の創業から女性の美しさを引き立てることに専念しています。幕末、芝居小屋を営む傍ら結髪や添え髪などを製造していたのが起源で、「髪まわり」のいろいろな商品を扱うようになりました。

人気を集めるのが、髪や肌に天然の潤いを与えるツバキ油を用いた商品です。長崎・五島列島など厳選した国内産の椿の実から丁寧に製油した「純粋つばき油」(100ml小瓶1944円~)は発売以来のロングセラー。ツバキ油に5種のオーガニック精油を加えたぜいたくな美容オイル「香る椿」(60ml 3564円)や、ツバキ油など髪によい成分をふんだんに使用した「椿ヘアシャンプー&コンディショナー」(各2160円)もあります。静電気のダメージから髪を守ってくれる「本つげ櫛 ちりめんケース入り」(1944円~)やかんざしなどの髪飾りもそろっています。

 

 

愛らしい袋につまった京の香り―豊田愛山堂

女性がこだわりたいものに、香りもあります。「豊田愛山堂老舗(とよだあいさんどうろうほ)」は江戸時代に創業し、明治時代にこの地へ移った浄土宗総本山 知恩院御用達のお香と経本の専門店です。店内は日本の香りの文化を重んじつつ、現代の暮らしに取り込みやすい商品がズラリ。香木を使った仏様用の線香や部屋用のお香のほか、香材を粉末にして固め型で抜いた印香、かわいいにおい袋や香袋など、香をたく香炉とともに幅広い品ぞろえです。

正絹製の「香袋 椿」(4860円)は華やかな見た目と柔らかな香りでギフトにおすすめ。手紙に同封して贈るミニサイズの「文香」(360円)は、木の葉型やハート型など多種そろっています。

 

祇園町北側に、ちょっとしたお洒落を求めてお土産を求めに行くのも旅の1つのお楽しみです。

 

よーじや祇園店

住所:京都市東山区祇園四条花見小路東北角(地図

電話:075-541-0177

時間:10:30~20:00

定休日:なし

WEBサイト:http://www.yojiya.co.jp

 

かづら清老舗祇園本店

住所:京都市東山区四条通祇園町北側285(地図

電話:075-561-0672

時間:10:00~19:00

定休日:水曜日

WEBサイト:http://www.kazurasei.co.jp/

 

豊田愛山堂老舗

住所:京都市東山区祇園町北側277(地図

電話:075-551-2221

時間:9:30~18:00

定休日:水曜日

★TRAVEL IDEA「京都に行ったらやりたいこと10 ~お土産を買う」、次にご紹介するSPOTは「三条通」です。

★京都に行ったらやりたいこと10
①寺社仏閣をめぐる
②お土産を買う
③嵐山・嵯峨野をめぐる
④京料理をいただく
⑤きものを着る
⑥お茶をいただく
⑦海の幸をいただく
⑧町家のお店に行く
⑨伝統文化に触れる
⑩自然を感じる

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