祇園 まこちゃん

主婦にも人気のオカマバーで祇園の夜を満喫

ー文:佐々木歩、写真:瀧本加奈子

祇園で、飲んで笑ってカジュアルに、ママの笑顔につられて笑顔になれるバー「祇園 まこちゃん」。花見小路通より1本西側の、巽橋へ繋がる道、京寿司の老舗いづうのほぼ向かいに建つビルの5階にそのバーはあります。

ママのまこちゃんは元男性。といっても15年前に性転換し、5年前に戸籍も女性に書き換え済み。身も心も何もかも、すっかり乙女。お店を開く前は、祇園のたこ焼き屋で配達の仕事をしながら顔を広げていき、「オカマがたこ焼きを配達していると面白がってもらえて。5カ月ぐらい働いたけど、この頃にいろんな人と繋がりができたの」とまこちゃん。実は神奈川の出身で、普通にOLとして働いていたのですが、「京都のオカマに会いに来ていたら、『あんた面白いからこっちおいで。店出したら』と誘われて、その気になって京都に来ちゃったの」と。

あっけらかんと語るまこちゃんは、サービス精神旺盛。2016年3月30日にオープンしたばかりのお店には、彼女の人柄に引かれて毎夜さまざまな人が顔を見せます。「6:4か7:3ぐらいで女性の方が多いの。1人で遊びに来る女性もいらっしゃいますよ」。一見おっとりしたお姉さんかと思いきや、会話の随所でボケをかますなど、笑いが絶えないひとときにすっかりハマった人たち、中には主婦も少なくありません。

「そのうちコルセットしてるかもよ〜。お金で首が回らなくて!」などと次々とジョークを連発するまこちゃんは、「お店を始めたのはほとんど勢いだったし、1人でやっているけど、みんなが応援してくれるから、気持ちを後押ししてくれるから、こうやって頑張れるの。笑顔でやり続ければ、辛いことでも乗り越えていけるの」と語ります。

遊び心いっぱいの小物や仮装&パーティーグッズを揃え、誕生日の人がいれば全員で大盛り上がり。特別なお祝い事がない日でも、結局みんなお祭り騒ぎなってしまうそう。2軒目、3軒目として立ち寄ってくれる人も多く、特に25時頃からは特に盛り上がっていくそう。祇園の夜をちょっと違う気分で過ごしてみたいなら、ぜひ立ち寄ってみましょう。

〈祇園 まこちゃん〉
住所:京都市東山区大和大路通四条上ル二筋目東入ル末吉町88-3 サニービル5-A(地図)
TEL:075-541-0500
営業時間:20:00〜28:00
定休日:日祝(ただし予約あれば営業)

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