創作ダイニング 宇治創こころ

茶漬け、茶そば、お酒に一品も いろいろ味わいたいダイニング

ー文:中村慶子、写真:廣森完哉

住民から愛され観光客も集う創作ダイニングがランチに提供する「茶づけセット」は、宇治茶はもちろん、南丹市園部町の清らかな水で育った低農薬米、お漬物まで京都産の素材づくし。まずは煎茶を湯のみで一杯いただき豊かな風味を味わった後、ご飯に回し掛けました。煎茶の茶漬けはあっさりした味わいなので、茶や米など素材自体が吟味できます。お店で漬けた旬野菜の漬物や3種の日替わりおばんざいを味わいながら、サラサラと一気にいただきました。7種から選べる食後のスイーツは、「宇治抹茶チーズケーキ」を選択。味や焼き色を試行錯誤された自信作は、抹茶とクリームチーズの味加減が絶妙。ホールやカットでテイクアウトも可能で、「製造が追い付かないと料理長が嘆くほど人気なんですよ」と専務の根来健司さんが教えてくれました。

宇治茶漬けのご当地グルメが始まる前からお昼の定番だった「茶そばセット」も根強い人気です。宇治市内で生産された抹茶の原料・碾(てん)茶のみを用いて、着色料などの添加物を使わずに製麺されたそば。本物の素材と色が楽しめる茶そばはあまり出回っていないので、目利きのお客さんが訪れるそうです。

根来さんに「せっかくなので、夜の一品もいかがですか?」と声をかけていただき、お言葉に甘えることにしました。昼夜ともに女性客が多く訪れるので、濃厚な口当たりながら野菜たっぷりでヘルシーな「サーモンとクリームチーズの生春巻き」、甘くて香ばしい「甘海老のカリカリ揚げ」など女性にお薦めの一品料理が盛りだくさん。

お昼はセットになっている「茶そば」が単品でいただけ、温玉やとろろなどのトッピングも付けられます。カウンター奥の棚にお酒もズラリ。ゆずやラ・フランスなど女性好みの果実酒のほか、女性にぴったりの日本酒もあるということで佐賀県の銘酒、純米吟醸「鍋島」をいただくことに。辛口ながらフルーティーな味わいで飲みやすいことに驚きました。「新鮮な魚料理が多いので、日本酒のラインナップは焼酎の次に多いですね。私が日本酒好きという理由も大いにありますが」。
スタッフの皆さんの和気あいあいとした雰囲気も手伝って、居心地のよい空間に長居するお客さんが大半。ランチで訪れた後日、お酒を楽しむためにリピートするお客さんも多いそうです。今度は時間を気にせずゆったりお酒を飲みに来ようと心に決め、後ろ髪をひかれる思いで夕方の街に戻りました。

〈創作ダイニング 宇治創こころ〉

住所:宇治市宇治妙楽58(地図
TEL:0774-24-5617
営業時間・定休日:11:00~15:00(14:30L.O.)不定休
         17:00~24:00(フード23:00、ドリンク23:30L.O.)木曜
WEBサイト:http://ujiso-cocoro.com/

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