toritoRu

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ー文:中村慶子、写真:佐藤祐樹

時間が経つのを忘れる宝箱のような洋服&雑貨店

JR宇治駅で下車し、奈良線と平行に伸びる道路を宇治橋方面に向かうと、マンションの1階に入るかわいらしい雑貨店を発見しました。入口脇に飾られたグリーンの寄せ植えやビンテージ風のガーデングッズに目を引かれ、もっとほかの商品も見てみたくなって店内にお邪魔しました。


tori

tori洋服をはじめ、食器や手芸用品、アクセサリーなどの雑貨が小ぢんまりした店内に所狭しと並ぶ「toritoRu」。布雑貨を作って市に出店していた田中佳枝さんが「もっとお客さんと話せる場を持ちたい」と2011年にオープンしました。

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tori洋服はナチュラルテイストで、天然素材の着心地よいものを8社ほどからセレクト。田中さんが日々身につけたり、展示会で袖を通したりして、本当にお薦めしたいものだけを仕入れています。

中でも、店頭にディスプレイされた「veritecoeur」の「アローコート」に目が留まりました。定番の商品で、デニム地は新色。袖付けがなく身頃と袖がつながって矢のように見えることから名が付いた、身幅ゆったりのコートです。薄手のコットン素材なので、ロングカーデ感覚で羽織って春のお出かけを颯爽と楽しめそうです。

tori「tumugu」の綿100%ニットは、タートルとクルーネック、長袖と七部袖、ボーダーと無地など豊富にそろい、リピートで買い足すファンが多い人気商品。「柔らかい綿の肌ざわりと重ね着のコーディネートが存分に楽しめますよ」と田中さん。

 
tori布雑貨の作家さんらしく、こだわりの手芸用品もそろいます。見ているだけで心が弾む「LOGIN」のボタン。手芸やクラフトに使えるアクセサリーパーツと合わせて100種以上がずらりと並んでいます。


「toritoRu」は、鳥取県出身の田中さんが「tottori」のスペルを並び替えてつけた店名。「故郷に戻ってくるような気分で、繰り返し訪れてほしい」という気持ちが込められ、仕入れを少量ずつ頻繁に行いディスプレイもまめに変えています。
店内では、お孫さんがいるという地元の女性が田中さんにあれこれ相談しながら楽しそうに品定め。「お客さんの年齢層は幅広くて、最も若い常連さんは10代の手芸好きの女の子。オープン以来定期的に訪れてくれるので、彼女の成長を見守るのもひそかな楽しみなんです」。田中さんとおしゃべりを楽しみながら、宝探しのような気分で雑貨を探す幸せな時間に、じんわりと心満たされました。


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〈toritoRu〉

住所:宇治市宇治里尻2-5 ラ・カサ・コモダ1F(地図
TEL:0774-66-1125
営業時間:11:00~17:00
定休日:水曜、日曜ほか不定休あり
WEBサイト:http://ameblo.jp/toritoru-uji/

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