タコとケンタロー

たこ焼きってたのしい。

ー文・写真/馬場健太 

 

左京区は
京都大学をはじめとして、
多くの学生が集うエリアです。
THE 京都な中心部である中京区や上京区に比べて
ゆるやかな空気が流れています。 

京都大学のある一帯からは
平安神宮・南禅寺などの岡崎エリア
銀閣寺・法然院など有名な寺社仏閣へも歩いていくことができます。

とはいえ、人通りが決して多いとはいえない京都大学のすぐ裏手
ここに一風変わったファンタスティックなタコ焼き屋さんがあります。

 

 タコケン

タコとケンタロー

たこ焼き、といえば大阪が有名ですが、
「タコケン」の愛称で親しまれる〈タコとケンタロー〉は京都・左京区ならではの
たこ焼き屋さん。

 

タコケン

ケンタローさん

店主の小田研太郎さんは
パン職人や運送業を経て、2010年に〈タコとケンタロー〉を開業。
地域のお祭りや音楽フェスを主催したりと
その活躍の幅は「まちのたこ焼き屋さん」の枠を飛び越えています。

 

タコケン

30種類越えのたこ焼き

〈タコとケンタロー〉では昼から飲んだり飲まなかったりとさまざまな楽しみ方ができるのですが、なんといってもまず注目すべきは
ここでしか食べることの出来ない豊富なメニュー。

そのバリエーションだけで、総数30種類以上。

「たこ焼き」の限界を、境界線を、打ち破るたこ焼きの数々です。

タコケン

こちらがたこ焼きのメニューになります。
はじめは20種類からのスタートで
すこしずつ増えて現在32種類。

まずは気になった3品を実際にいただきました!

タコケン

〈タコとケンタロー〉では生のタコを仕入れて贅沢に使用。京都のたこ焼きは表面カリっとが多いそうですが、ここのは「ふわとろ」。

タコケン

ベーシックなたこ焼きの場合、タレは5種類(ソース・しょうゆ・みそダレ・ゆずポン酢・塩ダレ)選ぶことができます。

タコケン

・たこ九条 (6個) ¥470

まずはこちらの人気ナンバーワンメニュー。九条ねぎをふんだんに盛り、特製甘辛ソースとマヨネーズの相性が抜群な「たこ九条」。

タコケン

・たこチーズ ¥480

3種類のチーズが使われた、たこ焼き×チーズの新境地!
「中にしっかりしたチーズを入れて、穴の中に溶けるチーズを入れて焦がしつけるんです。表面カリッとさせて、仕上げに粉チーズをふりかけています」

タコケン

季節のたこ焼き(冬ver.)¥490

季節に応じて旬の食材をとりいれるシーズナルたこ焼き。冬は百合根とあったかいお出汁のきいたあんかけを。初夏にはアスパラ、秋には銀杏が入ります。

 

その他、実際にいただくことは胃袋的に無理だったものの
気になるメニューを解説していただきました!

ほとんどが、「たこの代わりに」ではなく、たこと一緒に入っている具材になります。

 

・たこポテト/たこツナコーン(ポテトサラダ/ツナコーン)

「この2つは、パン屋時代の経験が活きてます。どちらもすごくよく合うんですよ」 

・たこの梅さん(梅肉)

「ふつうのソースと酸味がすごい合う感じで。地味ながら人気があります」

たこケン

 ・たこ坂東(うずらのゆでタマゴ)

「サイズ的に大変ですが…無理矢理入れてます(笑)」

 ・たこかば(さんまの蒲焼)

「不思議と外人の方に人気です。オイルサーディンとかのイメージに近いのかなと」 

たこケン

・たこなしホタテ

「タコが苦手な方や、この辺お年寄りも多いので、歯が弱い方用に考えました。あと最近の子供は顎が弱いみたいで、タコを噛めない子もいるんです。ただ、ホタテが高すぎて...実をいうとあんまり出てほしくないやつです!(笑)」

・たこ明太

「中に刻んだれんこんを入れて食感をつくって、上に明太マヨネーズを乗せています」 

タコケン

・たこどこのこ(きのこ)

「中になめたけを入れて、さらに上になめこをのせてます。それをわさびを添えて,和風でおいしいんですが、少しやり過ぎた感じがあります(笑)」

 ・たこ初恋

「ゆずこしょうベースの、甘酸っぱいやつですね。初恋の味がします。え?いえ、僕の初恋の味ではないです。僕は、どちらかといえばほろ苦かったです」

 タコケン

 ・たこたこさん(タコさんウィンナー)

「もちろん中に入らないので足が飛び出すんです。これはもう全くタコ焼きじゃなくなって、アメリカンドッグみたいな。これも、タコが噛めない子供のためにつくったのですが、割りと大人の方にも人気です」

  

...とまだまだありますが、今回はここまで。

ジャンルレスでボーダレス。まさしくフリーダム。

ユニークであるだけでなく、その味も確かです。実際にいただいた3品はどれもめちゃくちゃ美味しかったです!

  タコケン

たこ焼きのみならず、その他ドリンクメニューも豊富です。

  

タコケン

ほとんどの種類がテイクアウトも可能になっています。 

タコケンはたこ焼きが種類豊富でそれだけでも楽しいのですが、さらにお楽しみ要素が盛り沢山です。

 

ケンタロウ

ケンタローさんがたのしい

タコケンの最大の魅力はやはり店主のケンタローさんです。

話しているだけでたくさん笑って明るい気持ちになれます。
たこ焼きももちろん魅力的ですが、この日お店にきていた2組の常連さんはもはやたこ焼きを食べていなくて、それはなんかわかるなぁ、と思いました。

 

タコケン

さまざまな企画がたのしい

制限時間10分以内にたこ焼き40玉を食べれるかどうかの「チャレンジたこ曽根」をはじめとして、タコケンでは季節ごとにまさか!的なメニューが出たり小さな催しや企画も開催していて楽しいです。

ちなみにチャレンジたこ曽根は
ケンタローさん曰く、満腹感よりも熱さとの戦いだそうです。 

 不定期で店内ライブも開催中。近々の予定はFacebookページをチェックしてみてください!

 

タコケン

日常のなかにある、小さなたのしさ

たとえばクリスマスには近所の常連さんたちがこのお店に集って、一品持ち寄りでクリスマスパーティーをしたりとか、「持ち寄りとか言ってますけどここ一応飲食店ですから!」なんて言いながら嬉しそうなケンタローさんがいたりとか

たこ焼きは日本中どこにでも売っているけれど、
発想次第でこんなにもたのしくなるのかってことが発見できるように

〈タコとケンタロー〉は日常に小さなたのしさをもたらしてくれるお店です。

 

タコケン

 〈タコとケンタロー〉

住所:京都府京都市左京区聖護院東町1-2 聖護院ハイツ1F地図
電話:075-771-4736
営業時間: 11:00~23:00
定休日:不定休

Facebook:http://www.facebook.com/Takotokentaro/

 

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