ロマン商店

ロマンチックが止まらない商店

 ー文・写真/馬場健太

 京都は、ロマンチックなまちです。
人間の寿命を遥かに超えた建造物が立ち並び、 
過去にそこで生きた人々の「声」や「意思」があらゆるところに宿っている…

 

突然なんの話だ、とお思いになられるかもわかりませんが、今回はそんなロマンティック・シティ・京都においてもひときわロマンがほとばしるお店の紹介です。

 

 

ロマン商店 ロマン商店

東山二条、鴨川から平安神宮に向かうちょうど中間あたり。 

一見、マンションでお店らしきものは見当たらないですが 

ここの2Fへ上がると、そのお店はあります。
その名も...〈ロマン商店〉!!!

 

 「SP盤・レコード・ふるほん・中古CD」をメインに取り扱っておられるのですが、
一言で言えば「リサイクルショップ」なのだそうです。

 

ロマン商店

ロマン商店

しかしリサイクルショップと言い切ってしまうには、 

 

一見するとレコードがたくさんありすぎるし 
レコードショップ、と言い切るにも 
レコードの他にも本とかギターとか海外のピンク雑誌とかもあって 
なかなかその、なんといっていいか適切な表現がないような気がしています。 

 

何を売っているのか、といえば

店名が示す通り、やはり「ロマン」の一言に集約されるのではないでしょうか。
 

 ロマン商店

ロマン商店

言うなれば「レコードや、CD、紙を媒介にした「ロマンチック」を売っている」お店。

といっても値段はとても安く 

やっぱり、ロマンに値段はつけられないのだと、あらためて思います。

  ロマン商店

店主の尾藤さん。大阪の生まれで、進学を機に京都へ。 
気づけば、大学卒業後は、ずっとレコードショップやらの世界にいて
この「ロマン商店」も自然な流れで独立して開業。

 

 ロマン商店

写真を撮らせてくださいな、とお願いすると、 

ちょっと、照れるので、ギターをもっていいですか、と。

 

 ロマン商店

ちなみに、ギターは弾けないそうです。弾けないけどギターを持つ。 

いつかは弾けるようになりたい。チェンジ・ザ・ワールドとか弾き語りたい。という気持ちを、尾藤さんを見て思い出しました。 

世の中の男性は大きく2種類に分けることができます。

いつかギターを弾けるようになりたい、とおもって実際に弾く奴と弾かない奴のどちらかです。(僕は後者です)

 こういう名言っぽいことを突然思いついてしまうのも、ロマン商店という場の持つ力かもしれません。

 ロマン商店

尾藤さん、ひとつ、イチオシを教えてください。 

とリクエストしたところ、出してくれたのがこちら「ミスティック・ムード・スクリーン・テーマ・デラックス」

ロマン商店

「世界一長い、世界一おもしろいジャケット!」と書いてあります。

 ロマン商店

たしかにめっちゃ長い!
しかし長いだけではありません。

 

ロマン商店

ロマン商店

こちらなんと、石ノ森庄太郎先生、やなせたかし先生、水木しげる先生のお三方が 

カバーを描いているのです。豪華すぎる。もう二度と実現し得ない、夢のコラボレーション。 

 

ロマン商店

しかも音源自体は、お三方とあまり関係がない、オムニバス作品。
なぜこれにお三方が起用されたのか。今考えると豪華すぎる共演が、なぜこの作品なのか。
考えれば考える程に「ロマンがそうさせた」としか言いようがありません。

 

店主の尾藤さんは基本的に熱っぽく何かを語る、というよりは、好きにみてってくださいね〜というタイプなので、この後は自由気ままに店内を物色させてもらいました。

 ロマン商店

僕はレコードに詳しくないので、こうやって説明が書いてあるとすごくありがたいなぁと思います。
詳しくなくても聴いてみたくなりますよね!

 ロマン商店

数少ない知識でも知っているバンドをみつけるとうれしかったり

 

 ロマン商店

すべての音源、視聴可能です。 

 

 ロマン商店

裕次郎さんは100円。というか100円コーナーにすごい数のレコードがあります。

レコードの価格は全体的に1000円以下というリーズナブルさです。

 

ロマン商店

 この時期はクリスマス前だったので、クリスマスソングレコードが充実しておりました。

 

 日本ならではのアナログレコードも揃えてある。   禅のお経レコード、日本の民謡など。これらは、海外の方がきたときにも意識して取り入れているそうだ。
これは、海外の方も興味深いであう「ZEN」レコード!
お経がライブ収録してあります。

 

ロマン商店それから、日本の民謡なども。土地柄、海外からのお客さんも来ることが多いので、こういった日本ならではのレコードも積極的に置いているそうです。

 

ロマン商店

本もいろいろ物色しました。なかなかの数がありますが、ふるほん全品30%OFFセール中!

 

ロマン商店

ロマン商店

ロマン商店ロマン商店ロマン商店

本のラインナップは、最初は音楽系をメインに...と考えていたそうですが、集めているうちにそうでもなくなったそうです。しかし、感じていただけているでしょうか?

 

ロマン商店

背表紙の並びや表紙からもヒシヒシと伝わってくる「ロマンのバイブス」!

 

ロマン商店

ロマン商店

雑誌好きにはたまらないSTUDIO VOICEのバックナンバーもずらりです。 

 

ロマン商店

そして「雑誌+背表紙+ロマンチック」といえば、雑誌『relax』の背表紙の言葉ですよね。

 

ロマン商店 ふと後ろを振り向くと、ふるほん50円コーナー。50円とかまじかよという感じですが、ふつうにおもしろそうな本がたくさん並んでいます。

ロマン商店

ロマン商店

ロマン商店

ロマン商店

本ってプライスレス!

  ロマン商店

いつの時代であれ、男は視線を世界へ向けていたいものです。

 

この日のお買い物は、100円のカーペンターズのアルバム(中古CD)と 50円の開口健さんのエッセイ。 

いや、本当に音楽や本の値段は、価格で計ることはできないなと思います。 

 

ロマン商店

 ロマン商店は、繁華街や平安神宮などからも歩いていける距離にありながら、知る人ぞ知る穴場のレコード&中古CD&SP盤&古本&その他いろいろを売り買いしているとてもロマンチックな穴場です。
普段から安いのですが、突発的にセールも行われておりますので、ちょくちょく覗いてみましょう!

それから余談ですが

京都には、レコードマップというものがありまして、東京以外ではむずかしい「レコードショップめぐり」が可能なまちです。

マップには英語版もあるので、ロマン商店でマップをゲットしてから、他をめぐってみるのもありだと思います!

 

※当記事に掲載しております商品は1点もので、あったりなかったりするため
ピンポイントで「これ欲しいです!」となった場合は、直接お店のほうに在庫確認の連絡をよろしくお願いします!

 

ロマン商店

〈ロマン商店〉

住所:京都市左京区石原町280-2  グランタック東山二条2F
電話:075-751-0236
営業時間:13:00~21:00ごろ
定休日:不定休
WEB SHOP:http://romanmarkets.cart.fc2.com/
Twitter: http://twitter.com/roman_markets

 

 

 

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