アドスムム

身体を使って解を導く!京都最大級のボルダリングジム

ー文・写真:牟田悠

子どものころ、木や壁によじのぼって遊んだことはありませんか?無心になって、ひたすら上を目指していたあの頃。「登る」という行為は、どういうわけか人の心をくすぐってやまないように思います。

あのスリルと達成感を、もう一度味わってみませんか?

近年人気が高まっているスポーツ「ボルダリング」とは、 ロープを使わずに岸壁を登るクライミングの一種。室内に人工の壁を設置したジムも増えてきています。

今回取材させてもらったのは、京都でトップクラスの面積を誇るボルダリングジム〈アドスムム〉。小学生から70代まで、老若男女問わず1万4千人もの会員が登録しています。

アドスムム外観

新京極通りのアーケード街にあります。以前は映画館でした。

クライミングエリアは3階と4階。高さ4.5mの壁は、前に立つとその大きさに圧倒されます。全体が床に対して垂直であるわけではなく、手前に傾斜していたり並行になっているところまでありました。こんなところを登るなんて、とんでもない離れ業だとしか思えません…。

アドスムム フロア紹介

4階の中央には、巨大なキノコのような塊がそそり立っています。 

アドスムム フロア紹介2

3階は周囲の壁に登れるようになっています。

体力・腕力に自信のない、運動不足の大人には無理なのでしょうか?

「大丈夫ですよ。僕は一番難易度の高い課題も登れますが、腕は普通の太さです」と答えてくださったのは、店長の木村さん。確かに、腕だけではなく全体的にほっそりとした体型に見えます。

アドスムム店長 木村さん

店長の木村さん

「はしごをイメージしてみてください。手ではなく、足で登りますよね?クライミングも同じこと。筋力に自信のある方は腕の力だけで登ろうとするので、すぐに落ちてしまうんです」。

意外なことに、スポーツ経験者よりも何もしていなかった人の方が早く上達する場合も多いのだそうです。

 「ボルダリングで一番大事なのは、登っていく道筋を考える『オブザベーション』。慣れてくると、戦略を立てることに加えて体重の掛け方も計算しながら登るようになってきます。物理なので、会員さんには理系のお仕事をされている方がすごく多いですよ」。

つまり、身体を使ってパズルを解く知的スポーツ。あまり運動に興味がない人でもハマってしまいそうです。

アドスムム フロア紹介3

カラフルなホールド。難易度ごとに使うホールドが違うので、色分けされています。

初めて〈アドスムム〉を利用する場合は20分程度のガイダンスがあり、ルールの説明と簡単なレッスンを受けることができます。1時間かけて楽しみ方を教えてもらえるデビューパック(要予約)もありますが、とくに希望しない場合は予約なしでOK。

シューズやチョーク(滑り止めの粉)はレンタルできるので、着替えとタオルだけ持っていきましょう。けっこうチョークが付いてしまうので、洗濯に強い素材がベターです。

基本的に小学4年生以上しか利用できませんが、小学1年生から参加できる親子体験会も開かれています(要予約)。

 

 アドスムム 利用者の様子2

なお、初心者は大体3時間くらいが限界とのこと。体験した次の日から、木村さん曰く「地獄のような筋肉痛」になるそうなので、くれぐれも翌日がお休みのときにチャレンジしてください。

 

〈アドスムム〉

住所:京都市中京区新京極通蛸薬師上ル中筋町490 京極72ビル3F

TEL:075-255-5595

営業時間:10:00〜22:00(無休)

WEBサイト:http://fine-works.cc/adsummum/

 

 

 

キャプション:壁面はカラフルなホールドでいっぱい。決められたホールドだけを登っていく課題がいくつも設定されており、難易度ごとに色分けされています。

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