延歌スタジオ 歌基地

中書島のアポロ・シアター〈延歌スタジオ  歌基地〉で歌って踊って酔いしれる。

―文・写真    馬場健太

31-IMG_2196_1
伏見で取材をはじめたころからずっとずっと気になっていた、中書島のスナック街。
かつて花街として栄えた伏見・中書島エリアには、昭和のきらめきを感じさせるスナックが今も立ち並んでおります。

 

 

明日こそは #スナックデビュー

Kenta Babaさん(@kenta_b)が投稿した写真 - 2015 9月 11 8:06午前 PDT


看板を眺めるだけでも楽しいものの
なかなか踏み出せなかった、中書島スナックナイトへの第一歩。
ここは「先輩!よろしくお願いします!」ということで

 

32-IMG_2198_1
伏水 きたせ昆布老舗・北澤さんと一緒に
“中書島のアポロ・シアター”こと〈延歌 スタジオ 歌基地〉へ行ってまいりました!

19-IMG_2114_120-IMG_2122_11.名だたる演歌歌手が立ったステージ。中書島の「アポロ・シアター」。

一歩足を踏み入れるとそこは、圧巻の非日常空間。
壁一面に貼られた演歌歌手のポスター。ミラーボールや、色とりどりの、きらびらやかな装飾が目に飛び込んできます。

 

24-IMG_2131_1

店内はひろびろとしていて、吹き抜けの2階席からも
ステージがみえるようになっています。

 

16-IMG_2107_1

北島三郎や氷川きよしなど
演歌にほとんど馴染みがない僕ですら知っている超有名演歌歌手も訪れる〈延歌スタジオ 歌基地〉。びっしり貼られている演歌歌手の方々とマスターの2ショット写真から、その交友関係の広さがうかがえます。

 

18-IMG_2113_1

〈歌基地〉では月に1回は演歌歌手のライブが行われており、演歌番組の生中継がこのステージから行われることも。音響やカラオケシステムはプロ仕様で、常に設備は最新版にアップデートされているのだとか。

 

10-IMG_2079_1この日はステージで歌う勇気がなかったので、サブちゃんのライブ映像で音の鳴りをチェック

 

 

04-IMG_2054_1こちらが2階席。

 

 

05-IMG_2056_12階席からの眺め。壮観!

 

07-IMG_2067_12. おいしい手作り料理も。歌って踊って飲んで食べて3500円。

歌基地のすばらしいところは、音響設備や非日常空間、だけではありません。
ゴハンがめっちゃ美味しいのです。
料金は一律で
どれだけ飲んでも食べても歌って踊っても、ひとり3500円。
その金額で、まごころの込もった手料理をお腹いっぱいに味わうことができます。

 

22-IMG_2126_1

小学生のときから、飲食の世界に飛び込んだマスター。「苦労は人の3倍はしとるからな〜ナハハ!」と語る貫禄の75歳。その渋さは料理にも、空間にもにじみでています。現在は、高島屋のレストランに務めていたキッチンチーフが料理の腕をふるいます。

 

06-IMG_2063_1

もともとはまかないで出していたものがメニューになり、常連さんの心を鷲掴みにし続けているカレー。毎日たべたくなる美味しさでした!サブタイトルをつけるとしたら「やさしさの向こう側」。

 

11-IMG_2089_1

ところてんもいただきました。〈きたせ昆布〉のおだしをつかったところてんです。スナックで「ところてん」を食べる日がくるとは夢にも思っていませんでした。

カレーとつきだしの3種とところてんでけっこうお腹いっぱいになったのですが
北澤さん曰く、「ほんまに、もう大丈夫ですっていうくらい料理だしてくれはるから」とのこと。メンズには有り難い限りです。

 

17-IMG_2109_13. 演歌じゃなくてもOK. 〈歌基地〉の懐は深い。

ひとつ気になったのは、「演歌以外も歌って大丈夫なのか」ということ。

ママさんに聞いてみると、「もちろん!全然OKですよ!」とのこと。よかった!

「最近はようやく年代層が幅広くなってきて、会社の打ち上げなどで若い社員の方がJ-POPを歌っていたりもします。常連さんもそれを楽しんでくれてはるみたいです」

 

28-IMG_2158_1_1〈歌基地〉のみなさん。やさしくて、とっても気さくです!

スナック未体験の人でも、安心して足を運べる懐の深さを持つ〈歌基地〉。

せっかくなので、ママさんに
スナック初心者に向けてのアドバイスをいくつかいただきました。

13-IMG_2096_1

―スナックにはじめてくる人が気をつけるべきことは?

「中高年の方が歌い終わったあとにも、
ちゃんと拍手をすること、くらいでしょうか」

「あとは、マイクを独占しない(笑)」

 

―常連さんは、みなさんどんな歌を唄うのですか?

「ひとくちに「演歌」といっても
毎回、ゴリゴリの新譜を唄う人もいれば
有名な曲ばかりを好んで唄う方、

さらには英語の歌だけを唄う人など、いろんな方がいますよ。」

 

―より、〈歌基地〉を楽しむためには?

「演歌に詳しくなくても、演歌を歌ってみようという若い子がいると、みんな「おー!いいぞー!」ってなりますね。

そういう子には「これ聴いてみたら?」って氷川きよしのDVDをプレゼントしたり(笑)   おせっかいにならない程度に、演歌のたのしさに触れるチャンスをつくれたらと思ってます。」

 

19-IMG_2114_1

このステージに立つのは緊張してしまいそうですが、
お話をきけばきくほど、お店の方も常連さんもあたたかくてスナックデビューにも演歌デビューにもピッタリの場所だと思いました!

 

08-IMG_2074_1ひとりでのご来店もウェルカム!
歌好きの人が、常連さんとカウンター同士で仲良くなることもあるのだそう。

 

25-IMG_2137_1

「演歌」という
若者が遠ざかってしまった文化に
おもいっきり触れることができる「新しい世界の入口」であるだけでなく

ごはんがおいしくて、飲んだり歌ったりもできて
何人かでワイワイすると絶対に楽しいので
会社やチームの打ち上げをここでやるのもオススメです。

 

北澤さんが「BEACON KYOTOみて来た、いう人には優しくしてあげてくださいね」と言ってくれておりましたので、はじめて行かれる際はぜひ「BEACON KYOTOみまして…」と一言ぽろりとこぼしてみてくださいね!

 

歌基地歌合戦

余談:

昨年末、ここで忘年会として紅白歌合戦を行った北澤さん。花吹雪を大量に舞わせたために
ママさん曰く「花吹雪はね、いまだにそのへんの隙間から出てくる」のだそうです。

 

 

34-IMG_2202_11-IMG_2048_1

〈延歌スタジオ 歌基地〉

住所:京都市伏見区西柳町550(地図
電話:075-634-8556
営業時間:18:00~ 0:00
定休日:月曜日

 

 

追記:2015年12月19日!第2回 中書島紅白対抗歌合戦 開催!

昨年大いに盛り上がり、盛り上がりすぎて花吹雪が舞い降り積もった「中書島紅白対向歌合戦」!

今年の開催は12月19日。参加希望者が殺到して、1Fステージでマイクを握ることはむずかしそうですが、2FのVIP席はまだ空きがほんのり少しあるそうです。飲み食べ放題、ホステスつきで5000円!(※席が埋まっている場合もあるので、その場合は立ち見になりますがご容赦ください!)中書島が燃えに燃えまくる夜になりそうです。
詳細はFacebookイベントページを御覧ください!

>> 第2回 中書島紅白対向歌合戦

LINEで送る