安本茶舗

ハカリ屋さんによる、宇治茶の専門店。

まちを歩いていて「ハカリ屋」という あまりみたことのない看板が目に入るのは かつて物流の要衝だった伏見のまちのユニークなところで、 〈安本茶舗〉は昔ながらの「お茶の量り売り」を行う宇治茶販売の専門店でありながら、現在もお店の一部でハカリ屋さんとして営業を続けている。

ここでは本物の宇治茶ならではの味・香りにこだわり 店内には抹茶、玉露、煎茶や玄米茶、昔ながらの製法でつくった京番茶など厳選した茶葉が揃う。

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宇治のお茶屋で学んだノウハウを活かして作り上げた自家調合のほうじ茶。 お土産としても特に人気が高く、任天堂(Nintendo)を築き上げ「ゲームの神様」とも称される山内氏も愛飲していたという。山内氏は一度にまとめ買いして、身内の方々やお世話になっている方への贈り物にもしていたそうだ。

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ほうじ茶は玉露や煎茶などと比べても淹れ方による味のバラつきも小さいため、より気軽に楽しむことができる。

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茶葉のみならず、お茶の美味しさを最大限に引き出す伊賀焼の茶器なども販売している。

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ハカリ屋ならではの升もお土産に良さそう。 (※升は古くより容量を測る単位として用いられた) 

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〈安本茶舗〉の創業は明治4年。ものの重さを不正なく測ることが商売に欠かせなかった当時。度量衡法によって定められた、国が認めた正式なハカリ屋さんだったのだ。

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建物は創業よりも古く、 江戸時代後期・1841年に建てられた町家。

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現在は寺田屋に至る竜馬通りが主に観光通りとして人の通りが盛んだが もともとは油掛通りに面した、こちら側がお店の正面だったのだそうだ。油掛通りは「参勤交代」の通り道となった、昔のメインストリートである。

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こちらが竜馬通り商店街。

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店内の一部は 喫茶室〈お登勢茶屋〉になっており、本格的な抹茶を使用した抹茶ソフトなどの甘味や、お店で販売しているお茶をいただくことができる。

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ハカリ屋と宇治茶の専門店、というお店の形態そのものが伏見の歴史と特色を物語っている〈安本茶舗〉。 伏見を訪れた際は、喫茶で一息つくも良し、ここでしか買えない茶葉をお土産に買い求めるも良しで、ぜひとも立ち寄りたい場所のひとつである。

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 〈安本茶舗〉

住所:京都市伏見区中油掛町108(地図)

電話:075-611-0087

営業時間: 9:30~18:30

定休日:不定休

ホームページ:http://yasumoto-chaho.com

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