裏具

手書きで、贈る。気持ちを乗せるための名裏方的文具。

自分の手で文字を書く。という行為が日常では少なくなってきたからなのか、旅先ではその欲求が無性に高まる気がする。

日記を書いたり、手紙を書いたり、またそのための文房具の類も、自分や親しい人へのお土産として買い揃えたくなる。

 

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宮川町歌舞練場に面し、

舞妓さんや芸妓さんが行き交う宮川筋。

この細い路地を奥へ奥へと入っていくと、

ハガキや便箋などのオリジナル文具を扱っている〈裏具〉がある。

 

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お茶屋を改装した店内に、

はがき、一筆箋、便箋、封筒、など、手で書いて、気持ちを伝えるための文具がずらり。

裏具、という名前には

昔の言葉で「嬉しい」を「嬉ぐ(うらぐ)」と表現していたことに加え、嬉しい気持ちや喜びを伝える「裏方の道具」という想いが込められているそう。

 

 

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たとえば、一筆箋は蛇腹の一筆折になっていて好きなところで切り離せたり、便箋は光にかざすと柄や罫線が美しく透ける「透かし便箋」があったり、受け取る人だけでなく、贈る方もワクワクして嬉しくなる工夫や遊び心がちりばめられている。

 

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他にも、吉帖(記念日手帳)やまめも(小ブロックメモ)など〈裏具〉ならではの製品も。

 

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こちらが、家族や友人などの記念日を書き込んでいく手帳「吉帖」。(開いてるところを撮るべきでした..)

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突然にも関わらず、快く迎え入れてくださり、いろんなお話をきかせてくれた店長の今西さん。

裏具とその母体であるデザイン会社で働くことになったのは「上司と同じ書道教室に通っていた」のがきっかけなのだとか。

「ちなみに、裏具はほとんどが、縦書の仕様になっているんです」と聞いて  あらためて商品を見渡してみるとたしかに、縦書用がメイン。

「よく、横書きはないですかと聞かれますが、

そもそも日本語は、縦で書くほうが美しいこともあり、その提案にもなればと...」

なんて話を聞いていると、自分もこれを気に、京都で書道を習いたい気持ちになってくる。

 

 

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ちなみに自分がこの日購入したのは、象の上に塔が立っている「ゾウトウ品」ポストカード。

一見少し敷居の高い文具、という印象をうけるが、実際に手にとってみると、ユーモアや遊び心、そしてツールとしての良さがわかる。〈裏具〉の製品はインターネットでの購入も可能だが、ぜひ実際に京都に来て、手にとってみて欲しい。

 

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〈裏具〉

住所:京都市東山区宮川筋4丁目297 (地図)

電話:075-551-1357

営業時間:12:00~18:00

定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)

WEBサイト:http://uragu.com

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