三条通

江戸と京をつなぐ、旅のはじまりと終わりの道。

日本国内において、京都と他の都市との違いを決定づけている要素のひとつに「通り(Street)」がある。縦横にめぐらされた「通り」によって京都の人々は現在地や目的地を把握する。   当然、通りごとに特色と、積み重ねてきた歴史がある。   そんなわけでBEACON KYOTOでは「通り(Street)」もひとつずつ学びながらスポット情報としてアーカイブしていきたい。第一弾はこちら、三条通。   かつて江戸から京まで、約490Kmもの道のりを徒歩で移動していた時代。三条通は、豊臣秀吉の命により大改修が行われ、その後も旅人にとっては欠かせない要路だった。三条大橋は「東海道五十三次」の終点であり、旅人のゴール、もしくはスタートの場所だった。   昔も今も、三条通は京都市街地中心部の東西路としての役割も持つ。かつての平安京の三条大路であり、東は蹴上、西は右京区の嵐山近辺まで延びる。   その間、明治時代の面影を伝える洋風建築が立ち並び、堀川通〜千本通までは長さ800mにも及ぶ京都最大級のアーケード街〈三条会商店街〉になっている等、実際に歩いてみると、かつてここが「日本のメインストリート」であった足跡を感じとることができる。

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