おにくやさん 岡田商店

伏見の「食」を支え続ける、まちのお肉屋さん

 

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伏見には、徒歩圏内に7つの商店街がある。

風呂屋町商店街は、そのうちのひとつ。

 

 

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ここに、70年間にわたり伏見の「食」を支え続ける〈おにくやさん 岡田商店〉がある。

戦後まもなく創業し、お肉のみならず様々な食材を扱う、食品スーパーのはしりともいえる「岡田食品センター」を伏見南部にて数店舗経営していた。

 

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現在は、創業のルーツであるこのお肉屋さんのみで

2代目のご主人夫妻が中心となってお店を切り盛りしている。

 

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いわば地域の人々に愛される「まちのお肉屋さん」。

一見すると、旅行者には関係のないお店のように思われるが、通り過ごしてしまうのはもったいない。

 

ここ〈 岡田商店〉は手作りのコロッケやメンチカツ・チキンカツなどの揚げ物もとびきり美味しいことで有名なのである。

 

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お肉の向かいに、ずらりとならぶ揚げ物たち。

 

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すべて、注文を受けてから揚げてくれる。

 

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衣はカリカリ、中はホックホク。「お肉屋さんのコロッケ」はだいたいにおいて美味しいけれど、ここのは格別だった。

どうしてこんなに美味しいのですか!ときくと

「やっぱり、国産のいいお肉をつかってるからねぇ」とのこと。

それでいて、安い。

 

 

 

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 コロッケ、カレーコロッケ、メンチカツ、チキンカツ、串かつ 5つで合計540円ほどだった。

 

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串かつは1本140円。

伏見在住の海外の方から気に入られ、観光客を連れてやってくることもよくあるそうだ。

奥さんは英会話を勉強しているため、英語対応もバッチリ。

 

 

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このベンチに座って食べることもできる。冷たいお茶までいただきました。

 

 

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揚げたてコロッケに加え、さらに見過ごせないのが御年91歳になるお母さん。

〈岡田商店〉を20歳のころに旦那さんと立ち上げ、以来71年間伏見の「食」を支え続けてきた。京都のお肉業界をたどると、だいたいこのお母さんであったり、その知人に行き着く。すき焼きとしゃぶしゃぶで有名な京都の〈モリタ屋〉の森田さんとは親戚関係にあたる。

 

 

 

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そのお母さんが、いまもずっと作り続けているのが、こちらの手づくりチャーシュー。

 

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タレをかけて、いただきます。

70年間つくり続けているチャーシュー。おいしくないわけがない。口の中がしあわせでいっぱい。感動的チャーシュー。泣けるくらいうまい。

 

 

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来月はご家族で一緒に台湾旅行へいくというお母さん。これまでに富士山や、ハワイにも行ったそうだ!

「若い頃は苦労もたくさんしたけど、年とってからいろんなとこ行けて、ほんまに今はしあわせです」

写真を撮らせてもらった後も、

なんどもなんども、(撮影されたことを)幸せやなぁ、有り難いなぁ、と噛みしめるようにおっしゃっていた。お母さんの「有り難い」という日本語は、なんだかものすごく心に沁みる。こちらこそ有難うございました!

 

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取材中、近所の方が訪れてきた。やりとりを聞いていると、まるで家族か親戚同士が会話しているようだった。

 

僕にも、親戚を紹介するかのように「ここの兄弟はみ〜んな似てて、全然区別がつかなくて(笑)」と紹介してくれた。

血はつながっていないけれど、みんなここのお肉に元気をもらい、エネルギーをもらっている。まぎれもなくここは、伏見っ子の元気の源である。

 

 

 

 

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〈おにくやさん 岡田商店〉

住所:京都府京都市伏見区伯耆町1-1-2(地図

営業時間:10:00~18:30

定休日:毎週金曜

 

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