京都人が考える「超」パーソナルプラン

村上恵理(むらかみ・えり)

天保3年(1832年)創業の京都を代表する京漬物の老舗「村上重本店」の若女将。1日1組ずつ、2部屋限定のプライベートレジデンス 〈Bijuu〉の運営も行う。

生粋の京都人・若女将がオススメするお店とお寺。名所も近所も、ほどよく歩いてまわる2日間

「1日目は、おすすめのお寺を中心にみてまわりつつ、夜は大好きなお店やバーへ。2日目はゆっくりと起きて朝ごはんを食べてもらい、「将軍塚 青龍殿」へ足を伸ばします。お昼はお味噌汁の老舗「志る幸」を堪能し、その後は祇園方面を何件かまわってお土産を買い、近所の甘味処へ。乗り物の移動は最小限に抑えつつ、歩いてまわれるオススメの場所を盛り込んだ2日間です」

南禅寺
壮大な山門と水路閣の「南禅寺」
哲「哲学の道のすぐ近くにある高校に通っていたので個人的な懐かしさや思い入れもありつつ、南禅寺〜法然院・銀閣寺ルートをオススメさせてもらいます。まずは、歌舞伎の一幕に出てくる「ああ 絶景かな」の名セリフで有名な山門が出迎えてくれる「南禅寺」。水路閣も壮大で圧巻なので一度は見ておくべきです!」

AM10:00

By train 20 minutes
法然寺
哲学の道を通って、静けさ漂う「法然院」へ
「おすすめのお寺は?と聞かれて、ベスト3に入るのが「法然院」。人がそんなにいなくて、本当に静かです。椿の時期に行った人が、すごく綺麗やと言ってはったので、今度はその時期に行ってみたいです」

AM11:00

By walk 25 minutes
銀閣寺(東山慈照寺)
派手さはないけど、ロマンチックな「銀閣寺」
「金閣寺のような派手さはないけど、日本人らしいロマンチックを感じることができる「銀閣寺」。月のひかりを反射させたり、月を愛でるためにつくられたという銀沙灘・向月台のある庭園が見どころです」

AM12:00

By walk 10 minutes
龍安寺
静かに眺める、「龍安寺」の石庭。
「龍安寺はやっぱりお庭。ぼーっと座って眺めてるのが好きです。なんで好きなのかうまく説明できないですが......観光のハイシーズンは込み合いますが、行くとしたら平日の方がよさそうです」

PM3:00

By bus 50 minutes
Bijuu 泊
「〈村上重本店〉が経営する1日2組限定のプライベートレジデンス〈Bijuu〉漬物づくりで培われてきた「小さな心遣い」を大切にした宿です。1日目お疲れ様でした!」

By bus 50 minutes
Bijuu
〈Bijuu〉にて朝ごはん。
「〈Bijuu〉では、〈村上重〉の季節のお漬物の盛り合わせがメインの和朝食か、洋朝食をご要望に応じてお出ししています。お漬物の朝食は、海外の方にも想像以上にご好評いただいてます」

start
将軍塚青龍殿
京都市内を一望できる、新しい名所スポット
「ずっと行きたくて、先日ようやく行けた「将軍塚 青龍殿」。吉岡徳仁の「ガラスの茶室」や、見晴らしも最高でした。昼過ぎに行ったのですが、他の観光客の方もたまたま誰もいないタイミングで、眺望も茶室も独占できました。アクセスの都合上、まだまだ穴場みたいです」

AM10:00

By train 15 minutes
豊田愛山堂
村上重本店でも愛用している〈豊田愛山堂〉のお香。
「京都はお香でも有名ですが、村上重本店がお店でも焚いているのが〈豊田愛山堂〉の「月待ち雲」です。お土産には、季節をモチーフにした「匂い袋」もおすすめ」

By walk 9 minutes
RAAK(祇園切り通し)
祇園でお土産めぐり。手ぬぐいの〈RAAK〉
「1615年に創業した綿布商〈永楽屋〉による手ぬぐいの新ブランド「RAAK」。京都に店舗がいくつかありますが、祇園周辺ならここで。なんといっても、柄がかわいいです!」

By walk 6 minutes
するがや祗園下里
祖母も大好きだった、懐かしの味。するがや祇園下里。
「“和菓子の飴”といえば〈するがや祇園下里〉。生姜風味がきいてて美味しい「大つゝ」がおすすめ。祖母が大好きだった懐かしい味です」

By walk 6 minutes
メモ:
【村上重本店 / Bijuu:近所のおすすめ】
徒歩30秒のところにあるお料理やさんの「辰むら」も美味しくてご主人がとても優しい方です。大人気のため予約がなかなかとれないですが「食堂おがわ」もオススメ。「月むら 」は釜飯が美味しくて、その隣の豆腐屋「近喜」のお豆腐・お揚げもぜひ買ってみてほしいです。その隣角のお店「喜幸」は、川魚が有名です。

【村上重本店とは】
天保3年(1832年)創業の京都を代表する京漬物の老舗。人気の聖護院かぶらを使った千枚漬をはじめ、季節の野菜の持ち味を生かし、代々伝わる独自の製法でつくる京漬物は年間50種類ほど。漬物づくりで代々受け継がれてきた「小さな”心遣い”」を活かした、宿 Bijuuを2013年にスタート。