京都は人口の一割を学生が占める、全国でも有数の学生のまち。 そんな京都だからできる、学生プロデュースの祭、それが京都学生祭典です。
今回はそんな京都学生祭典の実行委員である学生が、一大学生としての日々感じた“純粋な”日常を綴っていきます。
Kyoto is a city of students, where they make up 10% of the population. Kyoto Intercollegiate Festa is a student-produced festival project. One of the students from this program committee will be writing a column expressing pure thoughts and feelings of living in Kyoto as a student.

京都学生祭典

第16回京都学生祭典
16年目を迎える今年度のテーマは『 きょうを繋ぐ 』。活動目標に[KYOTOと繋ぐ]、[未来と繋ぐ]を掲げ、真に京都に根付き、京都中から愛されるお祭りとなるべく、若者への浸透も大切にしながら京都中を、そして全国・世界へKYOTOの学生の魅力を発信していきます。加えて、次の節目である第20回へ向け新たな一歩を踏み出し、産・学・公・地域や来場者、出演者のより良い未来に貢献できる存在を目指しています。

2018.06.26 TUESDAY

学生のまち、京都。紡がれ続ける青春。

梅雨の晴れ間のさわやかな青空は夏の気配を運んでくるようです。寺社仏閣が立ち並び、伝統と文化が根付く、千年の都、京都。悠久の時が流れるこのまちに今年もまもなく暑い夏がやってきます。私はそんな京都のまちに暮らす大学2回生です。大学では地域や景観といった視点から地理学を学んでいます。地理学に取り組む中で、京都を対象地域に設定することも多く、そのときには毎回新鮮な発見に巡り当たって、多様な都市特性が複雑に交差するこのまちに改めて魅了されます。さらに、この京都のまちには一年を通してたくさんの観光客が訪れます。やはり、このまちは多くの人を引き寄せる不思議な魅力に溢れているのでしょう。

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みなさんは京都のまちの魅力といえば何を思い浮かべますか?清水寺や嵐山といった観光のまちというイメージでしょうか。それとも茶道や生け花といった伝統文化のまちというイメージでしょうか。私はこの京都のまちで大学生活を過ごして京都の新たな一面に出会いました。それは学生のまちとしての京都です。京都というまちに引き寄せられるのは観光客だけではありません。長い時間をかけて育まれた学生のまちとしての自由な空気感と学問の伝統は学生たちをこのまちへといざなっているのです。しかし、京都が学生のまちと語られる所以はその雰囲気だけではありません。京都市は約40の大学が立地し、15万ほどの学生を擁します。人口に占める学生の割合は全国一という学生の密度が高いまちです。

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そんな学生のまち、京都で私は素敵な縁に恵まれ、たくさんの大学生と出会うことができました。一括りに大学生といっても、好きなことややりたいこと、時間の使い方は十人十色で、彼らとの交流の中で様々なことを学んだり感じたりできました。その中で気づいたことは「学生らしさ」というものの力強い輝きが京都のまちの魅力の一つになるのではないかということです。学問を修めたり、友達と過ごしたり、熱中できる何かに取り組んだり、アルバイトをしたり、恋愛をしたり、ただひたすらに一瞬一瞬を生きる等身大の学生の姿はまばゆいほどの青春という光を放っています。そんな学生が紡ぐ青春をこの京都のまちは見守り続けてきて、またきっとその青春も京都のまちの一部なのでしょう。

そんな学生のまち、京都で私が今関わっているのが京都学生祭典のプロデュースです。京都学生祭典とは毎年10月に平安神宮で開催される学生が主役になって輝けるお祭りです。今年の京都学生祭典のテーマは「きょうを繋ぐ」、京都中の学生を、そしてさらに多くの人びとを巻き込み、未来につながる最高の瞬間を作り上げたいという熱い想いから生まれたテーマです。私は今、今年の京都学生祭典が開催される10月7日に向けて仲間たちと奮闘の日々を過ごしています。これもきっと学生のまち、京都で紡ぐ青春のひとつのあり方なのかもしれません。

たくさんの学生が学び、暮らし、青春を紡ぐこのまちで、京都学生祭典を通して私たちなりに考える学生の力を表現していこうと思います。10月7日、京都学生祭典でみなさんとお会いすることを心からお待ちしております。

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