京都は人口の一割を学生が占める、全国でも有数の学生のまち。 そんな京都だからできる、学生プロデュースの祭、それが京都学生祭典です。
今回はそんな京都学生祭典の実行委員である学生が、一大学生としての日々感じた“純粋な”日常を綴っていきます。
Kyoto is a city of students, where they make up 10% of the population. Kyoto Intercollegiate Festa is a student-produced festival project. One of the students from this program committee will be writing a column expressing pure thoughts and feelings of living in Kyoto as a student.

京都学生祭典

第15回京都学生祭典
京都学生祭典は産・学・公・地域と連携し、京都の学生が主体となって運営する「祭」です。記念すべき15回目を迎える今年は、「京都学生文化」の創出を目標に掲げ、活動しています。学生のパワー溢れる「京都らしさ」をたくさんの方々に知っていただくことで、「学生のまち・京都」の魅力発信につとめてまいります。今年は10月8日(日)に平安神宮前・岡崎プロムナード一帯で開催を予定しております。

2017.04.28 FRIDAY

京都学生祭典の活動を通して学んだ和蝋燭の魅力

私は京都市内の大学に通う3年生です。
そして、三重県にある実家から毎日往復6時間かけて大学に通っています。
なぜ、こんなにも遠い京都を選んだかというと、伝統と歴史の魅力に強く惹かれ、この地で学びたいと思ったからです。

私は京都学生祭典という京都を盛り上げるためのお祭りを企画・運営する学生団体に所属しています。営業部の一員として、京都の企業様と関わり合いながら、様々な経験をしてきました。今回は、特に私の印象に残っている体験をお話させていただきます。

京都学生祭典のイベントの一環で、思いがけない、文化との出会いがありました。それは、「蝋燭」です。
5月に開催した「京都学生祭典プレイベントin伏見」の企画の一つで、有限会社中村ローソク様にご協力頂いたのがきっかけです。

和ろうそく

有限会社中村ローソク様は2年前の第13回の時からご支援・ご協力頂いており、和蝋燭の製造を行っている企業様です。それだけではなく、和蝋燭の歴史や和蝋燭作りの工程を学びながら実際に作ることのできる、充実感満載の体験も活発に行い、和蝋燭の魅力に触れてもらえる機会の創出に努めていらっしゃいます。

代表取締役である田川広一様は、京都学生祭典の実行委員たちの活動に強く関心を持って頂いており「なにか、一緒に学生とコラボして企画を実施できないだろうか」と私が訪問に行く度におっしゃっていました。そこで、昨年度5月に実施した「京都学生祭典プレイベント㏌ 伏見」では「京都子ども企画」とのコラボが実現し、実際に和蝋燭に絵付けが出来る体験ブースを出展していただきました。絵付師の方をお招きし、ひとつひとつとても丁寧にアドバイスして頂きました。小さなお子様からご高齢の方まで多くの方に楽しんでいただけました。

体験していただいた方の年齢層は幅広いですが、目を輝かせ「綺麗な和蝋燭を作りたい」という想いはみんな一緒で、一生懸命に取り組む様子はこちらから見ていてとても微笑ましかったです。和蝋燭という一見なじみの少ない伝統文化への親しみを感じ、とても温かい気持ちになりました。

 私は、今まで「ローソク」と言えば、西洋ローソクのイメージが強く、量産されているものだと思っていました。しかし、一方で和蝋燭は職人さんの手によって古くからの技術が受け継がれて、大きさ、色、絵柄、匂いもさまざまです。実際に有限会社中村ローソク様で製造された和蝋燭を見せて頂いた際に、小さな蝋燭の上にひとつひとつの絵柄が忠実に描かれており、ただただ「綺麗だな~」と見惚れてしまいました。1つ1つ丁寧に作られた和蝋燭は、職人さんの想いが詰まった大変貴重なものだと感じました。今まで持っていた「ローソク」のイメージは覆され、まさに受け継がれ・守られるべき京都の伝統文化なのだと強く思いました。

第15回を迎えます京都学生祭典は「京都学生文化の創出」を目標として掲げ活動しています。今後もイベントなどを通して学生自ら京都の文化に触れ、学び、発信していきます!
6月4日に京都学園大学 京都太秦キャンパスで「京都学生祭典15thアニバーサリーフェスタin右京」を開催します。本イベントにおきましても、京都文化を皆さんに感じていただける様々な企画を用意しておりますので是非お越しください。

中村ローソク様

いつも京都学生祭典を応援して下さっている
四代目 田川広一様

LINEで送る